その2です
薬師沢小屋に着いたものの人の気配がしません
ここで水の補給をしようとしたけど誰もいないので先に進むことに
小屋からはこの橋
下は塞げなかったんでしょうかw
恐る恐る渡りますw
渡り切ってすぐに梯子もあってなかなかスリルありました^^;
遠目から撮影
さてここからが今回の登山で一番の難所であろう急登です
道標にも応援され、いざ500mの登り開始!
なんなんだこの登りは・・・😫
登山道というか沢登り、雨が降ったら通行止めも納得の道です
北アルプスはこれぐらい当然と言わんばかりの急登に心が折れかけます
苔むした岩、木の根っこも滑り簡単には登らせてもらえません
ザックの重さもきつい、今後はお酒の量は減らそうと誓いましたw
足場の悪い階段を2時間も歩いたら嫌にもなります><
もうやだって何回も思いましたが、ここまで来て戻れない
この急登さえ超えればもうゴールは近いと一歩一歩登ります
雲ノ平に1日で行こうとしたのが間違いでした
まだ自分には体力不足です
体力なんてすでに底をついてますからねw
それでも気合だけで登り切り、ようやく木道の突端に辿り着きました;;
急登が終わった時の嬉しさは一生忘れないでしょうw
ここからはなだらかな登り、視界も開け疲れた体でもなんとか進んでいけます
そして16時、出発からちょうど12時間で雲ノ平に到着です
もう疲れたなんてもんじゃない、足が棒w
ここで小屋に受付にいくと衝撃の事実が!
まだ山小屋は開いてませんよ?と
え・・・
この時期の登山はちゃんと調べてこないと困りますよと注意を;;
テント場だけ貸してくださいとお願いしてテント場に向かいます
今後は気を付けます、すいませんでした
薬師沢の小屋もオープン前だから人がいなかったのか
薬師沢から雲ノ平までの数時間、人はみかけなかった
そりゃそうだ、まだここに来る人がいないんだから・・・
次の日は日本最奥の温泉に行こうとしてたんだけど、そこの小屋もやってない
そう思ったらなんか急に怖くなってきて温泉はやめて戻ろうと決めました
道がどうなってるかわからないし熊も怖いですしね
一番怖いのは怪我、薬師沢からの急登の下りが凄く怖くなりました
着地した足が滑ったら簡単に骨折ぐらいしそうな道、
しかも人が通るかわからず電波無し・・・恐ろしい・・・
まあとりあえず無事に雲ノ平に辿り着いたのでお酒のんでゆっくりしましょう
景色をみながら御飯を食べて贅沢な時間が流れます
景色を眺めてるだけで幸せ、あっという間に夕暮れです
日が沈み、月が出るまでの1時間ぐらいでしょうか
満点の星空が見えました
肉眼では写真の3割減って感じでしょうが、久しぶりに綺麗な星空を拝めました
翌日
今日もいい天気
雲ノ平からの景色を目に焼き付けます
5時過ぎに出発
薬師沢までの急な下りは特に慎重に下りました
と言っても数回ずるっと滑って腕や足に青タンが出来ました><
それぐらいの怪我で済んでよかったです
転んだ場所によってはほんと危険ですからね
太郎平からの下りもきつかった~
足首とふくらはぎはもうパンパン
20センチの段差を降りるだけでも痛みが出ます
折立の登山口に着いたのは14時頃でしょうか
ほんと長かった、疲れた・・・
これからはもう少し余裕を持った計画を立てないと駄目ですね
太郎平で1泊してから雲ノ平なら受ける印象も大分変ってたでしょう
ただただきつかったって印象しかありませんw
それでも辿り着いた先にある素晴らしい景色を見にまたどこかに行くのでしょうw
登山は自分のちっぽけさ、情けなさを痛いほど教えてくれます
自分を見つめ直すいい趣味だと思います
山で出会った人、素晴らしい自然に感謝して終わりたいと思います
ありがとうございました